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津家庭教育研究会
教 育 方 針
人間らしい人間になるために必要な
知情意のバランスのとれた
豊かな人間性を培う
人間らしい子どもを育てる
~知情意の心のはたらき~
人の精神的能力には三つの面があります。
社会の役に立つための知識を蓄える「知」、人生を豊かにする人間らしい感情「情」、自分の置かれた環境で「人の役に立とう」とする意欲「意」の働きです。この三つの能力のバランスがとれた「豊かな人格」が育まれることで、人は社会のなかで、他者とのより良い関係を築きつつ、自立して生きていくことができるようになります。
親の感情移入で行われる
~感化の教育~
孔子の「庭訓の教え」に「感化の教育」の本質が表れています。
庭を掃きながら 庭の掃き方を教える
謝りながら 謝り方を教える
あいさつをしながら あいさつの仕方を教える
返事をしながら 返事の仕方を教える
感謝をしながら 感謝の仕方を教える
子どもの姿は親の心の姿です。心の美しさを言葉で教えることは難しく、親の姿から、子どもが感じ取るものなのです。
子どもに学ぶ家庭教育
子育てにおいては、子どもがお母さんを育ててくれる先生です。自分の価値観はひとまず横に置いて、子どもがどう感じているか、何をしたいのかを丁寧に聞いてみてください。子どもの求めているものを満たしてあげれば、子どもは必ず次のステップに踏み出していきます。子どもの心に気づいていくことが大切です。
百の言葉より一つの実行
お母さんが自ら反省し、実践することにより、子どもの行動を改めることができます。よい子に育てたいと思ったならば、子どものくもりのない心の鏡に、親の美しい姿を映しつづけ、親の努力の姿を示すことです。
子育てに手遅れはありません。
気づいた時が出発点です!
子どもの問題は、子どもの心の危機を知らせるSOSです。そのサインに気づいたら、その時からその問題に取り組めばいいのです。
子育てに手遅れはありません。子育ての最終着地点は親離れ、子離れです。いずれ手を離す日のために、精いっぱいの愛を伝えましょう。親の思いが、我が子の心に終生消えない安らぎとなり、人生を支え続けます。
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